縫・紡・染 三人展

ヴィヴィアン・プリドゥ/加納容子/原田豊美

●2007年9月4日〜10月23日

ひしおアーチスト・イン・レジデンス 2007

2007-ex163

ヴィヴィアン・プリドゥ:
イギリスのコーンウォールをベースに制作活動をするテキスタイル作家。インド、タイ、ニュージーランド、西サモア、日本で各地の伝統的染色技法を学ぶ。コーンウォールのクラフト界にも深く貢献してきており、2008年 8月コーンウォール・クラフト・アソシエーションの会長に就任。今後ひしおとのリンクが一層充実したものになることが期待される。

More about the artist

加納容子:
1947年岡山県勝山生まれ。女子美術短期大学生活美術課卒業。
1977年東京より勝山へUターン。
1996年勝山町並み保存地区のれん制作開始。
1997年ひのき草木染織工房を主宰。
1999年陶芸家 柴田昌治氏と二人展 倉敷三越にて開催。
2000年「現代作家の眼」アートウェーブ岡山クラフト選抜展出品。
2001年「ザ・スタンダード展」出品 ベネッセコーポレーション主催 香川県直島にて。以後直島のれんプロジェクトにおいて、直島本村地区にのれんを制作している。

原田豊美:
大阪生まれ。同志社大学文学部卒。大阪での7年の企画職を経て、1987年岡山へ移住。手織・手紡ぎ工房アトリエ夢木(むき)主宰。さをりリーダースコミッティ会員。

1986〜87年 現代手織研究所でさをり織を学ぶ。
1990年渡英、手紡ぎを学ぶ。1992〜97年 津山市社会福祉協議会で障害者にさをり織を指導。
1992年 長尾泰典と共にアーツ&クラフツビレッジを開く。
1996、97年 アマーノニューヨーク展、98年 Totnes Japanese Texiles展(英国)などの海外企画も行う。
1999年 Visiting Artist として、プリマス市(英国) で障害者に手織指導 (Visiting Arts 大和日英基金助成)。
2000年 ロンドンでJapanese Studio Crafts 展開催(Daiwa Japan House)。

1998年から海外の木工や手仕事、自然な暮らしを紹介する記事を書きはじめる。
1998〜2002年『手作り木工事典』(婦人生活社) に「アーツ&クラフツビレッジの海外木工通信」を連載。『あなたにエール』(ベネッセ) などにもアート関係の記事執筆。