ヴィヴィアン・プリドゥ

●2007年9月4日〜10月23日

「染・紡・織」三人展 —真庭の作家加納容子、原田豊美氏とのグループ展

vivien

2007年9月の勝山。澄んだ秋の空気の中、優れた染色家であり、町の軒並みを飾るのれんの制作で有名な加納容子先生のお宅である、時代を経た美しい建物の中で仕事をしている自分。これぞまさに夢の実現。
旭川を一望する高台にあるひしおの素晴らしいギャラリーでの三人展 — 加納容子氏、近くでアーツ&クラフツ・ヴィレッジを経営する染織家、原田豊美氏と私の展覧会 — の準備には二ヶ月かかりました。西洋人である私が、日本の伝統である絞り染めを長年やってきたということに興味をもったのか、多く方々が訪ねてくださいました。ワークショップには、名古屋から片道5時間もかけて二人のご婦人が参加してくれましたが、何という熱心さでしょう。
勝山の人たちは本当に親切で、おかげで日々の生活にもすぐに慣れ、自分の家にいるような気持ちでいられた。短い滞在でしたが、とても幸せな思い出でいっぱいで、ここで生まれた友情は生涯大切にしたいと思います。
勝山に滞在させていただいたお返しに、いつかコーンウォールで日本の作家の作品の展覧会をすることが私の願いです。

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