ひしおのお雛まつり2016

????吉井睦美が描く源氏物語

●2016年3月2日(水)~13日(日)
勝山文化往来館ひしお ひしおホール
10時〜16時30分 入場料:300円 中学生以下無料 (3/9[水]は休館)

源氏物語は、平安時代中期1000年頃に、作者・紫式部によって書かれた世界最古の長編小説です。その内容は、帝の御子でありながら源氏という臣下(ただ人)の身分に落とされ、皇位継承権を失った皇子(光源氏)の王権復活の物語で、当時の王朝貴族の華やかなりし時代を背景に語られています。 また、物語は光源氏と数多くの女性たちにより魅力あふれるものとなって現代に伝えられてます。今回は衣紋道高倉流岡山道場会頭 吉井睦美さんに、光源氏と紫の上(幼少期:若紫)のワンシーンを当時の装束で表現していただきます。是非ご来場くださいませ。

吉井睦美プロフィール
1970年より京都きものコンサルタント協会の講師として活動開始。
1983年には「むつみ京都総合学院」を創立。「きもの救急隊」「きもの供養」などのユニークな行事を提唱し、今では全国的な活動に広まる。
2006年より中学校への和装教育にも取り組み、きもの文化普及につとめる。
また衣紋道髙倉流たかくら会 岡山道場の会頭として、岡山市民会館に於いて装束劇 源氏物語「加冠の儀」(2015年)を開催。ESDユネスコ世界会議のフェアウェルパーティーでは参加各国の方に十二単体験と披露(2014年)。その他、後楽園開園記念日(2013年)、吉備津神社 春の大祭 神賑い(2015年)などにも十二単お服上げを奉納。
主な受賞は㈶民族衣裳文化普及協会(三笠宮妃百合子殿下総裁)より、きもの文化功労賞(1996年)、岡山市長より、きもの博士(2001年)など。