勝山映像フェスティバル 2014

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今年も勝山でアートアニメーション三昧!
10名の映像作家によるオムニバス作品の上映と原画の展示。
今まで目にしたことのある絵を描いたのはこの方だったんだ!と驚きの発見もあります。
是非ご来場ください。

★「G9+1」展
●8月17日(日)~24日(日)10時~16時30分(水曜休館)
場所:ひしおホール
・オープニングトーク:8月17日(日)午後2時〜
奇跡の最高齢アニメ集団・「G9+1」の10周年 〜600歳から700歳へ〜
・作品上映(全62分):8月17日(日)〜24日(日)
1日2回上映:午前11時〜 / 午後2時〜
1.『TOKYOファンタジア』(2005/8分)
2.『tokyoSOS』(2011/11分)
3.『tokyo未完成』(2013/14分)
4.『穴-The Ten Hole Stories-』(2009/29分)

「G9+1」プロフィール:
おとぎプロ/東映動画/虫プロ/草月アニメーションフェスティバル…1960年代より、今なお現役として活躍を続ける9人のベテラン・アニメーション作家たち【G9=ジーナイン】と、中堅の進行役【+1=プラスワン】をメンバーに、《自主制作とその上映活動》を目的として結成された、アニメーション創作集団。「世界最高齢?のアニメーション創作グループ」をキャッチフレーズに、ユニットとしての制作はもちろん、グループ展メンバーとして、自らの手で上映・展示まで、精力的な活動を続けている。Filmography=「TOKYOファンタジア」(2005)▼「十人十色のアニメーション」(2007)▼「穴」(2009)▼「tokyoSOS」(2011)▼「tokyo未完成」(2013)

作家名:一色あづる/大井文雄/きら けいぞう/島村達雄/鈴木伸一/西村緋祿司/ひこねのりお/福島 治/古川タク/和田敏克

★勝山町並みプロジェクションマッピング
●8月22日(金)・23日(土)19時~ 場所:勝山町並み保存地区内
「勝山町並み保存地区」は、かつての美作勝山藩の城下町として、また高瀬舟水運の要所、出雲街道の宿場町として栄えた伝統的な木造建造物群が残る町並みです。この町並みを活かしたアニメーションを投影します。
今まで、町並み保存地区内にて、白壁を活かしたアニメーションマッピングの上映と道路を利用してのマッピングを、一昨年と昨年の過去2回行っています。映像は、東京工芸大学アニメーション学科の学生が制作。先生と学生が、勝山の町並みを下見し、町並みに合わせて制作したアニメーションを上映します。

★勝山町並みソーマトローププロジェクト
●8月17日(日)〜24日(日) 場所:勝山町並み保存地区内
「勝山町並み保存地区」に連なる木造建築を活かし、風景の一部として溶け込むよう、風の力で回転するアニメーション装置を軒先に設置します。アニメーションマッピングに先駆けて、家々の軒にソーマトロープを吊り下げ、「今年もアニメーションイベントがまたやってくる」という広報的な役目も兼ねた作品を設置します。
今後は製作を地域の方に依頼して、「見る」立場から「参加する」ものとし、東京工芸大学アニメーション学科とのコラボレーションを発展させていく企画プロジェクトです。

★岡野屋旅館プロジェクト
●8月22日(金)・23日(土)19時~ 旧岡野屋旅館
岡野屋旅館は明治時代に、表は勝山町並み保存地区、裏は旭川に接する美しい景観に建てられ、地元の人々から「岡野屋さん」と親しみを込めて呼ばれていました。
当初は高瀬舟水運の船宿として、やがて鉄道や自動車の時代になると、地域の日常の集いの場や遠方からの客人を迎える場、そして、結婚式やお祝い事の行われた思い出の場として、地域と呼吸を合わせて営まれていましたが、2003年、多くの記憶が刻み込まれた旅館は閉館されました。旧「岡野屋旅館」は勝山の人々にとって、長く「再生」待ち望んでいる建物のひとつです。
岡野屋旅館プロジェクトは、有志で出来る範囲での旧「岡野屋旅館」建築の修復や保存とともに、多様な感性の往来の場として、地域住民・作家・参加者が活動を共有しながら展開していくアート・ワークです。

主催:特定非営利活動法人 勝山・ 町並み委員会/岡野屋旅館プロジェクト/岡山県/(公社)岡山県文化連盟/おかやま県民文化祭実行委員会
後援:真庭市/真庭市教育委員会  機材協賛:株式会社シネ・フォーカス
協力:株式会社猿人/かつやま町並み保存事業を応援する会
お問合せ:勝山文化往来館ひしお 岡山県真庭市勝山162-3