Hishio girl’s festival 2013

2014hina

ビスクドール展
●2014年2月22日(土)〜3月9日(日)
勝山文化往来館ひしお ひしおホール
10時〜16時30分 入場料:300円 中学生以下無料 水曜休館(3/5[水]は開館)

ビスクドールとは…
ビスクドールは、19世紀初頭のフランス発祥の人形です。仏蘭西人形と呼ばれることもあります。特徴として、身体は粘土を素材とした磁器製で、4回以上の焼成を繰り返しおこないます。眼は吹きガラスを使うなど、素材、技法ともにすべてが手の込んだ職人芸で作られていました。
当初、社交界の貴婦人たちのためのファッションドールとしてもてはやされ、その後、19世紀半ばになると、上流階級の少女たちの遊び相手として広く愛されました。そして時を経るにつれて、装飾品としての価値を高めてきました。
残念ながら、あまりにも手のかかる人形工房は、第1次世界大戦後、セルロイドなどの安価で大量生産できる素材の普及により、次第に衰退していきました。現在では、装飾品というよりもむしろ美術品として秘蔵されています。特に19世紀の代表的な作家ブリュー、ジュモー、ゴーチェ、ATなどの作品は、アンティークビスクドールとして希少価値の高い美術品という評価を受けています。
今回の展示は、アンティークの再現作品から、現在制作されている作品まで、幅広くご覧いただくことができます。

◉作家紹介

p_suri スーリー坂下
1982年イギリスで、人形の顔の色付と筆の使い方の技術を通訳する仕事があった。英語が話せても専門的なことなので出来ないと断ったが、グローバルドールソサエティーの会長から興味があったらやってみないかと誘われて、通訳をするために人形作りをはじめる。その後、ミニチュアにも興味をもち作るようになる。現在、観光ガイド(通訳)のかたわら人形制作をおこなう。
p_gill ジリアン・リチャード
アメリカ在住時に人形作りを勉強し、イギリスに戻ってから制作を30年続けている。インターナショナルの賞を数々受賞。グローバルドールソサエティーのイベントオーガナイザー・コンテストオーガナイザー・審査委員長でもある。トップ教師保持者。アンティークドールのレプリカ、モールド作り、いろいろなタイプの人形作りやテディベアや人形修復をおこなうかたわら人形のコスチューム作りを教える。
富野有紀子
1993年ビスクドール制作開始。
ビスクドール教室「La Poupee」主宰。
ビスクドールをはじめ人形を使ったビクトリアン雑貨なども制作。
名古屋を中心に京都、東京などでセミナー開催。人形だけにとらわれずアンティークな素材を使った「可愛い物」の制作をすることで幅広いジャンルに挑戦中。http://www.doll.or.tv/

◉ビスクドール作り体験

t_WS1 Aコース
薔薇のドールランプ

(高さ:24cm、 底直径:15cm)
2014年2月22日(土)
午後1時〜
・所要時間:4時間
・講習代:15,000円(税込)
・定員:5名
t_WS2 Bコース
グーグリーちゃんのピンクッション

(高さ:10cm、 底直径:6cm)
2014年2月23日(日)
午前10時〜
・所要時間:2時間
・講習代:7,500円(税込)
・定員:5名
t_WS3 Cコース
ペーパードールのフレーム

(額:A4)
2014年2月23日(日)
午後1時〜
・所要時間:2時間
・講習代:3,500円(税込)
・定員:5名

お申込み方法
氏名、年齢、電話番号、希望のコース、日時などを明示の上、電話、FAX、メールにてお申し込みください。受付は先着順になります。定員に達し次第、募集締め切りとなりますので、お早めにお申し込みください。また、ご予約のキャンセルは随時ご連絡ください。キャンセルが出次第、順次キャンセル待ちの方に連絡いたします。
なお、いただいた個人情報は事務局からの連絡、活動のご案内以外には使用いたしません。

勝山文化往来館ひしお
■電話、FAXの方
TEL/FAX 0867-44-5880
■メールの方
E-mail:hishio2@space.ocn.ne.jp
※件名に「ビスクドール作り体験」と明記ください。