土ひねり 和仁栄幸こどもたちのワークショップ

2008w42008.8.5
土の中から何がうまれるかな?

夏休みの工作としては人気の高い、土ひねり・焼き物のワークショップ。
鏡野町在住、備前焼き作家の金重陶陽氏に入門・道明氏に師事・素山氏の薫陶を受けて鏡野町に釜を築き、数々の個展の開催、 田部美術館「茶の湯の造形展」大賞受賞など本格派の備前焼作家、和仁栄幸さんを講師に、焼き物づくりに取り組んだ。備前焼の土は高価で、また高温で焼く釜入れは年2回なので夏休み中の完成は望めないと言う事で、今回は比較的手軽な信楽焼きを作ることになった。まず、土をこね、動物や、お皿、コップ、ふた付きの箱など、なかなか高度なものにも果敢に挑戦して形をつくり、乾かして絵の具で色付け、充分乾くまで10日間待って、別の日に上薬をかけ、ガス釜で2日間焼いて窯だし。2人のアシスタントが釜の温度を一定に保つよう、付きっきりで番をして下さった。講師の指導のお陰で、初めての焼き物は、一つも割れたり、ひびが入ったりせず、無事作品となって釜から取り出され参加者一同、感動!