第2回 もっと伝統工芸 備中漆展

hp_urushi2015●9月19日(土)~10月4日(日) 9/30のみ休館
10:00~16:30
勝山文化往来館ひしおホール
入場無料

復興の兆しが見えてきた「備中漆」の利活用を考えるとともに、岡山県の漆工芸の振興に寄与するため、昨年秋に岡山県立美術館で開催され好評を博した「もっと伝統工芸 備中漆展」の第2回を、備中漆の生産地である真庭市で開催いたします。今回の展覧会は日本工芸会に所属される方々の備中漆を使った作品を一同に集めております。また、真庭市立草加部小学校5・6年生の総合学習で備中漆を使ったものづくり体験を行い、その作品を同時展示いたします。また、伝統工芸品の良さを感じていただき、現代の生活の中にも取り入れて使っていただける作品も展示いたしております。展覧会初日9月19日のオープニングトークでは、「漆」についての知識も深めていただけるような内容を考えております。是非、「のれん」のゆれる秋の勝山を散策がてら、ひしおホールにもお立ち寄りいただきますようご案内申し上げます。
第2回 もっと伝統工芸 備中漆展実行委員会 委員長 塩津容子

 

出品作家|木工
石原末治/大島 猛/太田史朗/小椋芳之/川野正毅/國本敏雄/栗山宏司/重松次壽/髙田節夫/髙月国光/西山謙二/橋本中邨/藤川建然/政近昭二/森田翠玉/矢吹良文

出品作家|漆芸
井上みゆき/小松原賢次/塩津容子/田中恵二/前坂成哲/前田海象/山口松太
(五十音順) 日本伝統工芸中国支部 木工・漆芸部会員|岡山県在住

備中うるし利活用協議会
国産漆の最高峰とされる備中漆の復興を目的に、岡山県と郷土文化財団、新見市、真庭市などが組織する。 旧林原と同財団が取り組んできた備中漆復興事業を継承するため2012年に発足。漆植栽地(計約8ヘクタール)の管理運営を2014年4月から新見、真庭両市に移管し、普及啓発に重点的に取り組んでいる。

草加部小学校 本物とのふれあい体験活動(総合的な学習の時間)
子どもたちに一つでも多くの感動を与えたく、本物とのふれあいや自らが体験する活動に力を入れている。真庭に古くから伝わる「郷原漆器」の漆塗り体験で、漆器の奥深い味わいと手間をかけることの意味を知ったに違いない。

主催:第2回 もっと伝統工芸 備中漆展実行委員会、備中うるし利活用協議会、特定非営利活動法人 勝山・町並み委員会
共催:公益財団法人 岡山県郷土文化財団
後援:岡山県、岡山県教育委員会、新見市、真庭市、日本工芸会中国支部、山陽新聞社、㈱吉備ケーブルテレビ、真庭いきいきテレビ
お問い合わせ:ひしお事務局 TEL&FAX 0867-44-5880
メール:info@hishioarts.com