ひしおでバロック音楽を楽しもう

・2022.11.19(土)18:00開演(17:30開場)
勝山文化往来館ひしおホール
チケット:一般 2,000円、中学生以下 500円
前売当日とも │ 全席自由 │ 予約優先 │ 先着50名

チケット取り扱い・問合せ先:勝山文化往来館ひしお
Tel/Fax 0867-44-5880 E-mail:info@hishioarts.com


オーケストラ ファン・ヴァセナール室内楽シリーズ 第23回
『テレマンと仲間たち』
〜バロック最高のメロディーメーカーの見た世界〜

C.P.E.バッハ(1714〜88)
ヴィオラ、チェロと通奏低音のトリオ へ長調 H.588
G.P.テレマン(1681〜1767)
ヴァリオンとチェロのトリオソナタ ト長調 TWV42:G7
G.グリューネヴァルト(1673〜1739)
チェンバロの為のパルティータ ハ長調
J.D. ハイニヒェン(1683〜1729)
ヴァイオリンとチェロのソナタ (original duo for oboe and basson)

赤津眞言:バロックヴァイオリン
山田慧:バロックチェロ
加藤友来:チェンバロ

バッハやヘンデルが活躍したバロック時代(17~18世紀)に、彼等よりヨーロッパ世界にその名を馳せた作曲家、1681年に生まれ86歳で生涯を閉じたテレマン、彼は当時最高のメロディーメーカーとして、多くの作曲家に影響を与え、その作品は人々から愛されていたのです。しかし、長い間忘却の彼方に追いやられ、20世紀も半ばになってから、ようやく彼の真価が再発見されたのです。人生を大いに楽しみ、笑いながら駆け抜けたテレマンの魅力を、取り囲んでいた音楽家達を通してお伝え出来たらと思います。
私達と一緒に、心の底から音楽を楽しみませんか。                    赤津眞言

山田 慧 (Megumu Yamada)
1996年、新潟県生まれ。
県立新潟中央高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を卒業。
チェロを渋谷陽子、松波恵子、バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを武澤秀平、Emmanuel Girard各氏に師事。在学中に、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭、第20回記念 「別府アルゲリッチ音楽祭2018」他、多数の公演にオーケストラメンバーとして参加。
「アンサンブル室町」メンバー。
「ルートヴィヒ・カメラータ」主宰。

加藤友来
4歳からピアノを始める。これまでにピアノを堀由美子氏、中田元子氏に、ソルフェージュを中田穂波氏に師事。高校在学時にチェンバロをはじめる。桐朋学園大学音楽学部チェンバロ専攻卒業。同大学研究科を経る。
チェンバロを有田千代子氏に、通奏低音を上尾直毅氏に師事。

赤津眞言
国立音楽大学にてヴァイオリンを守岡輝に、在学中より学外でバロックヴァイオリンと室内楽を小野萬里、千成千徳各氏に師事。1987年よりオランダ、ハーグ王立音楽院にてバロックヴァイオリンと室内楽をシギスヴァルト・クイケン氏の元で研鑽を積む。1991年国際室内楽コンクールにて2位、93年にソロイストデュプロマを得て卒業。在学中よりヨーロッパ内外の団体『ラ・プティット・バン』『レザール・フロリッサン』『ターフェルムジーク・トロント』『バッハ・コレギウム・ジャパン』等の演奏に参加、コンサートマスターとしても幾つかの団体と共演している。1990年よりオーケストラ・ファン・ヴァセナールを主催し、ヨーロッパ各地、日本でのフェスティバル、ラジオ、CD録音などを行っている。教育活動にも力を入れ、アントワープ、ミュンヘンの音楽院でのマスターコース、日本での公開レッスンなど、演奏も含めて精力的に活動している。ベルギー、ルーヴァン市にあるレメンス音楽院客員教授を2010年から20年まで務める。

主催:特定非営利活動法人勝山・町並み委員会
助成:公益財団法人福武教育文化振興財団