Naoki SUGAWARA Workshop
〜「いまここ」を楽しむ〜
新型コロナウイルス対策のため中止します
●3月10日(火)13時30分~15時30分/久世エスパススタジオ
◇参加無料
◇定員30名
※参加者氏名・住所・連絡先を記載のうえ必ずご予約ください。
【申込先・申込み方法】
◇勝山文化往来館ひしお
℡/FAX0 867-44-5880
Eメール:hishio2@hishioarts.com
◇電話・FAX・メールにて受付しております。
演劇体験を通じて楽しみながら認知症の人とのコミュニケーションを考えるワークショップです。参加者同士で認知症の人と介護者を交互に演じることで、認知症ケアの気づきやヒントを講師と参加者間で共有していきます。どなたでもお気軽にご参加ください。
◆1◆
老いと遊び
老いを受け入れるヒントは “遊び”にある
介護現場で実践されている演劇的手法「遊びリテーション」を体験。身体を使って他者とコミュニケーションを取る喜びは、演劇の原点。「できる」「できない」にこだわらず“いまここ”を楽しむ遊びの価値観を介護現場に持ち込みましょう。
◆2◆
認知症ケアと演技
認知症の人の言動を“演技”で 自然に受け止めよう
介護職員の食事の声かけに対して、食事に行きたがらず「田植えに行く」と答えるおばあさん。「認知症の人」と「介護者」を交互に演じて、否定されたときの認知症の人の気持ちや、認知症の人の言動を受け入れるコミュニケーションを疑似体験。認知症の中核症状や、BPSD(行動・心理症状)が生じるメカニズムについて、わかりやすく解説します。
- 講師紹介
菅原直樹プロフィール
1983年栃木県宇都宮生まれ。桜美林大学文学部総合文化学科卒。演出家、劇作家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大の作品などに出演する。2010年より特別養護老人ホームの介護職員となり、12年に岡山県に移住。14年より、認知症ケアに演劇手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。これまでの作品に「よみちにひはくれない」「老人ハイスクール」「BPSD:ぼくのパパはサムライだから」「カメラマンの変態」「ポータブルトイレットシアター」。 - 「老いと演劇」OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)とは?
俳優で介護福祉士の菅原直樹を中心に、2014年に岡山県和気町にて設立。 看板俳優は、認知症の妻を在宅で介護する岡田忠雄、御年93歳。高齢者や介護者と共に作る演劇公演や、認知症ケアに演劇的手法を取り入れたワークショップを実施。 演劇という太古から営々と築き上げられた芸術活動を通じて、地域に「老い」「ボケ」「死」の明るい未来をあぶり出したいと願っている。