古布万象展
作り手 樫木和子
●2024年2月25日(日)~3月10日(日)
勝山文化往来館ひしおホール
10時〜16時30分 水曜休館
入場料:300円 中学生以下無料
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樫木和子さんによる作品解説など
日時:2024年2月25日(日) 14:00〜14:45 │ 要入場料
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樫木和子さんとは、お雛さまから授かった御縁でしょうか…昨春、御前酒蔵元のお雛まつり「ちりめん細工で綴る五節句」花房昌古さんの作品展に娘さん、お弟子さんとお越しくださりました。如意山房でひとしきりお話が弾み、花房さんと親交があった事、そしてお持ちくださった作品集「古布万象」をめくったその瞬間、素晴らしさに心を奪われました。写真ではなく、本物を是非見たい衝動に駆られ、「来春、ひしおのお雛まつりで作品展をお願いできませんでしょうか?」と初対面ながらお願いしてみましたところ、「本当に最後の最後の力を振り絞って頑張ってみようかしら」との嬉しい御返事に心が躍りました。
今では薄らいでしまった五節句や、日本のゆかしい伝統的年中行事を美しい古布と卓越した技で、芸術性高く、可愛らしく表現しています。
お逢いするたび、言葉の端々から次の作品づくりの情熱が湧き上がるのを感じます。美しい作品を追い求める作家魂なのでしょうね。
時の流れの中で失われてしまう古布に新しい命を与える作品。40数年に渡る古布万象。どうぞ、上品さと愛らしさがほのぼのと漂う樫木ワールド、春のひとときをゆったりとお楽しみくださいませ。
館長 辻 智子
樫木和子 KASHIKI KAZUKO
1942 兵庫県姫路市に生まれる
1980 古布木綿のパッチワークを独学ではじめる
1993 樫木喜瑠工房グループによる展覧会を姫路文化センターにて開催
作品集「藍・華・綴り」を出版
1998 樫木喜瑠工房グループによる展覧会を姫路文学館にて開催
2005 個展「蓮の宇宙間を綴る美」を姫路文学館にて開催
2006 神戸波止場町TEN×TENオープン記念にて作品展示
2007 神戸波止場町TEN×TENにて神戸ビエンナーレ協賛「藍・華・綴り」展開催
2009 播磨工芸美術展にて〈いにしえの想ひ〉を招待出品
「藍・華・綴り」展を姫路市書写の里・美術工芸館にて開催
2011 兵庫工芸展(公募の部)にて〈五節句〉が兵庫県教育委員会賞受賞
〈野に咲く花〉が入選
全国手工芸コンクールにて〈百徳・祝着〉が優秀賞受賞
兵庫ふれあい美術館にて〈和と和のつながり〉兵庫県工芸作家協会賞受賞
2012 兵庫工芸展(公募の部)にて〈108の花びら未来にとどける〉が入選
個展「華間を綴る美」兵庫県こどもの館にて開催
兵庫ふれあい美術館にて〈世界はひとつ〉兵庫県会議長賞受賞
2014 全国手工芸コンクールにて〈心の想い紅花を温む〉が優秀賞受賞
2015 作品集「古布万象」を出版
個展「古布万象」を姫路市民プラザ「イーグレひめじ」にて開催
古布万象グループ展による展覧会を姫路城西御屋敷跡庭園 好古園にて開催
2022 古布万象 80歳を迎えて姫路文学館望景亭にて個展
主催:特定非営利活動法人 勝山・町並み委員会
後援:真庭市/(一社)真庭観光局/勝山観光協会
お問合せ:勝山文化往来館ひしお 岡山県真庭市勝山162ー3
TEL&FAX 0867ー44ー5880
勝山イベント
・勝山のお雛まつり 3/1−3/5
会場:勝山町並み保存地区・新町商店街他
・蔵元のお雛まつり2024 3/1−3/5
会場:御前酒蔵元の奥座敷「如意山房」
内容:『衣裳蔵 長持の中のきものたちⅣ』
早春の勝山を彩る風物詩。合わせてご高覧ください。