Lecture by Hirata Oriza

◎「これからのまちづくり」
・2018年10月28日(日)
14:00〜15:30講演会
15:30〜16:00交流会
勝山文化往来館ひしおホール|入場無料|定員60名(先着順)

    今年「真庭市立中央図書館」が開館し、勝山町並み保存地区には新たなまちづくりの動きがあります。また、地域の財産である旭川からの歴史的景観を保全するため、「池田邸改修プロジェクト」として「舟宿」改修工事もはじまっています。これからのまちづくりについて考えていくため、多方面で活躍されている平田オリザさんをお招きいたします。ぜひ、一緒にお話を聞いてみませんか。

◎平田オリザアウトリーチ
・2018年10月27日(土)
14:00〜16:00
勝山文化往来館ひしおホール|参加無料|定員25名(先着順)

    1. 劇作家で演出家の平田オリザさんによるワークショップ。演劇的な手法を取り入れながらコミュニケーションについて学ぶ、体験授業。

お申込み方法:(28日講演会・27日アウトリーチ とも)
下記①〜⑤の内容をファックスまたはお電話でご連絡の上お申込みください。
fax/tel.0867-44-5880
特定非営利活動法人勝山・町並み委員会(勝山文化往来館ひしお内)
〒717-0013 岡山県真庭市勝山162-3 (水曜休館)
①参加者氏名 ②住所 ③TEL ④年齢 ⑤同行者

講師:平田オリザ プロフィール
1962年東京生まれ。劇作家、演出家。城崎国際アートセンター芸術監督、こまばアゴラ劇場芸術総監督。劇団「青年団」主宰。東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、大阪大学COデザインセンター客員教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐。
1982年国際基督教大学在学中に劇団「青年団」結成。「現代口語演劇理論」を提唱し、1990年代以降の演劇に大きな影響を与える。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2003年日韓合同公演『その河をこえて、五月』で、第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。2006年モンブラン国際文化賞受賞。2011年フランス国文化省より芸術文化勲章シュヴァリエ受勲。
2002年度以降中学校の国語教科書で、2011年以降は小学校の国語教科書にも平田のワークショップの方法論に基づいた教材が採用され、多くの子どもたちが教室で演劇を創作する体験を行っている。近年はフランスを中心に各国との国際共同製作作品を多数上演のほか、大阪大学・東京藝術大学と共同でロボット・アンドロイド演劇プロジェクトなど先駆的な作品を多数上演。全国自治体との関わりも多岐にわたり、豊岡市文化政策担当参与、岡山県奈義町の教育・文化まちづくり監もつとめる。

特定非営利活動法人 勝山・町並み委員会の取り組みと講演会開催について

現在、当団体は、地域の財産である旭川からの歴史的景観を維持するため、「池田邸改修プロジェクト」として「舟宿」改修計画を進めています。この建物は表通りから旭川へ繋がる長細い敷地となっており、表の町家は町並みを構成するうえで重要な建物であり、中庭、蔵、奥庭へと続く旭川へのアプローチの先に「舟宿」があります。この「舟宿」は対岸からの町並みの景観においても重要な役割を担っています。しかし、近年では老朽化が進み、雨漏り・白壁の崩落で建物の痛みがひどく早急な修理・保全が必要だったため、まずは建物の修繕に着手しています。
勝山町並み地区のハード面(建物改修)は動きはじめました。これからはソフト面でのまちづくりについて広い視野での考えが必要となっています。当団体の2つの目的は、まちづくりの推進を図る活動と、学術・文化・芸術又はスポーツの振興を図る活動があります。設立当初から学術・文化においては勢力的な活動をしています。また2013年頃から「まちづくり」においても、これからのビジョンを提示しており、徐々に具体化してきています。その中で、奈義町のまちづくりなどで活躍されている平田オリザさんのお話を聞くことは、ソフト面での方向性を考える機会との思いから今回の講演会開催を企画いたしました。

主催:特定非営利活動法人 勝山・町並み委員会
助成:公益財団法人 福武教育文化振興財団