6月12日(日)
・6周年報告会 午後5時〜
・フラメンコの夕べ 午後6時〜
勝山文化往来館ひしおは開館して丸6年を迎えます。
これもひとえにみなさま方のおかげと深く感謝いたしております。
6周年を記念いたしまして、報告会と「フラメンコの夕べ」を企画いたしました。フラメンコはスペイン南部のアンダルシア地方で定住を始めたジプシーが、彼ら独自の文化と、アンダルシア地方独自の文化とを融合させて生み出した芸術です。ひしおのホールで異国の地スペイン文化をお楽しみください。 館長 加納容子
演奏曲目について
フラメンコ音楽は、リズムの形やメロディーの特色などによって曲の種類が分類されています。数多くある曲種の中から、勝山にあった曲をご紹介させていただきます。
出演者のご紹介
染谷ひろし(ギター)
東京都出身。音楽家の家族環境のもと10歳でギターを始める。クラシック・ギタリストとしてデビュー、18歳で初リサイタルを行う。
その後フラメンコに転向し渡西。スペインのマドリードやマラガを始めスペイン国内外で7年に渡り活動、舞台を務めた日数は6年半に及ぶ。スペイン南部のマラガにあるフラメンコショー専門店「タベルナ・ヒターナ」では通算300人もの伴奏を務めた。
’75スペインでLPレコーディング。帰国後「かもめ−Bulerias」「バルセローナ・バルセローナ・バルセローナ」のCD等をリリース。フラメンコにとどまらず、ボサノバやジャズなどにも造詣が深く、幅広くかつ奥深い世界観を持つ。フラメンコの劇場作品をはじめ、宝塚歌劇団のレビュー、市原悦子さんとの共演他精力的な活動を展開する。音楽塾を開き後進の指導にもあたっている。
遠藤あや子(歌)
フェルナンダ・デ・ウトレーラの歌に感動を受け、カンテ(歌)に魅了され、数回に渡りスペインへ行く。その間フラメンコの本拠地セビージャに住み、憧れのフェルダンダをはじめ、本場の名歌手たちの歌声にじかに接して多くを学んだ。帰国後も勉強を続けながら、各地のフラメンコ・フェスティバル、舞踏公演など多数出演し好評を得ている。また、’88年にはセビージャのビエナル(2年に一度セビージャで開催されるフラメンコの有名盛大な祭典)に出演、本場のファンたちを感動させ、日本が生んだ初の本格的カンタオーラ(歌い手)と賞賛されている。’91年初リサイタル。
関藤仁恵(踊り)
倉敷出身。スペインでフラメンコと出会い、日本で習い始める。日本では、染谷ひろし、ベニート・ガルシア、加地恵理他に師事。スペインでは、アナマリア・ロペス他に師事。