10月12日「鳥の劇場」公演はひしおホールです。
● 10月11日(土)・12日(日)
● 開演:午後6時30分〜(両日とも)
●会場:山本町駐車場(真庭市勝山町並み地区)
雨天時はひしおホール
「鳥の劇場」プロフィール
2006年1月、演出家・中島諒人を中心に設立。鳥取県鳥取市鹿野町の廃校になった幼稚園・小学校を劇場施設へ手作りリノベーション。収容数200人の“劇場”と80人の“スタジオ”をもつ。劇団の運営する劇場として、「創る」・「招く」・「いっしょにやる」・「試みる」・「考える」の5本柱で年間プログラムを構成。現代劇の創作・上演と併行して、ワークショップ、優れた作品の招聘、レクチャーなどを実施する。
主な作品は、「老貴婦人の訪問」(デュレンマット)、「かもめ」(チェーホフ)、「剣を鍛える話」(魯迅)、「誤解」(カミュ)、「熊野」・「葵上」(三島由紀夫)、「料理昇降機」(ピンター)など。
08年から地域や行政との協働による演劇祭「鳥の演劇祭」を実施。国際交流も進めており、韓国、タイ、台湾、ルーマニア、イギリス、イタリア、ベルギー、アメリカなどのアーチストが活動。2010年は日中韓三国の演劇祭「BeSeTo演劇祭」も開催。舞台芸術家のための創作の拠点として、全国、海外に開かれた場となることを目指す。同時に、演劇・劇場にしかできないやり方での地域振興、教育分野への貢献のあり方を模索している。
2011年度国際交流基金地球市民賞受賞。
●作品内容
1)『どろぼうがっこう』原作:かこさとし
“どろぼうがっこう”の生徒たちは大どろぼうを目指して勉強中。「あしたまでになにかどろぼうをやってこい」という宿題に、生徒たちは、自分のうちから靴を盗んだり、校長先生の時計を盗んだり。そんな彼らが、夜中に遠足に出かける。“どろぼうがっこう”の校長先生と生徒たちのまぬけでゆかいな話です。
2)『アナンシと5』(ジャマイカ民話)編:矢崎源久郎
「5」という名前の魔女は自分の名前が大嫌い。ある日、5は「5ということばを、いったものは、その場で、死んでしまえ。」という呪いを世界にかける。アナンシはそれを立ち聞きし、わるだくみを思いつく。
ちょっと残酷だけど、どこかのんびりしているジャマイカの民話。結末はわかっているのに、大人も子どもといっしょにワクワクできます。
★★★★★【関連企画】
映画『新しき民』公開記念 特別プレイベント トークショー
監督対談 中島諒人(鳥の劇場主宰)x山崎樹一郎(シネマニワ代表・『新しき民』監督)
日時:2014年10月11日(土) 20:30~
会場:勝山文化往来館ひしおホール
入場:無料
★公演後、お時間に余裕のあるかたは是非お越しください。