ひしおのお雛まつり2022

三人展・原・風・景・
●2022年2月23日(水・祝)~3月13日(日)
勝山文化往来館ひしお ひしおホール
10:00〜16:30 │ 2/24・3/2・3/9 休館
入場料300円│ 中学生以下無料

◎アーティスト三人によるオープニングトーク
日時:2月23日(水・祝) 14:00〜15:00 │ 要入場料

*会場ではウイルス感染症への対策を徹底しますので、皆様のご協力をお願いいたします。
状況により、開催日程等が変更になる場合があります。事前に開催情報をご確認ください。

この展覧会ではガラス、漆、テキスタイルのアーティスト三人の作品を紹介します。
会場に並ぶ作品群は、自然の振舞いからインスピレーションを得て制作され、個々の感性や素材の特質が時に引き合い、時に重なり生み出された表象の世界『原・風・景』を映しだします。それは、一人ひとりの意識下の記憶を呼び覚ますための装置ともいえます。
三者が織りなす景色の響き合いを感じていただけたらと思います。

主催:特定非営利活動法人 勝山・町並み委員会
後援:真庭市/(一社)真庭観光局/勝山観光協会
問合せ先:勝山文化往来館ひしお TEL&FAX 0867-44-5880


磯谷 晴弘 ISOGAI AKIHIRO
1955 山形県山形市生まれ
1994 世界現代ガラス展(北海道立近代美術館)
1999 日本のガラス2000 年展(サントリー美術館)
2011 素材をめぐる14人の方法(岡山県天神山文化プラザ)
2013 Masterpiece London UK
2013, 2016, 2019 国際ガラス展金沢
2016, 2018, 2021 Design Miami / Basel Switzerland
岡山県在住 メールアドレス:tadoisogai@yahoo.co.jp

46億年の地球の時間の中で、どの様にして水がこの地球上に存在することになったのか、水の惑星とも言われ、生命の誕生に欠かせない水の不思議な成り立ちに、制作の原点がある。

西川 雅典 NISHIKAWA MASANORI
1968 北海道帯広市生まれ
1991 北海道教育大学札幌分校 塗装工芸研究室卒業
1991-2 青森県工業試験場漆工部 研修生
1992‘92 工芸都市高岡クラフト展「グランプリ」受賞
1995 朝日現代クラフト展「優秀賞」受賞
1997 東京芸術大学大学院美術研究科修了
2019 LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 2019 ファイナリスト
東京都在住 メールアドレス:masa-nishikawa@hb.tp1.jp

風は大気の鼓動。目には見えないが、様々な足跡を残す。大地の上に流れ、水面に動きを生み出す。その一瞬を表現できたらと、そして心の奥に宿る記憶を呼び起こすものであれたらと思う。

岡本 昌子 OKAMOTO MASAKO
1953 福岡県福岡市生まれ
1975 金沢市立美術工芸大学・工芸繊維科卒業
1978 日本クラフトコンペ京都・大林組賞受賞
1982 第7回新人染織展・通産大臣賞受賞
1991 Japanese Kimono 1991(ドイツ)招待出品
2016 台湾・金沢現代織物芸術交流展 招待出品(21世紀美術館)
2016, 2019 金沢世界工芸コンペティション
東京都在住 メールアドレス:macorin@cap.ocn.ne.jp

水の動きを飽かず見つめる。振りそそぐ光に安堵を覚える。命に刻まれたはるかな記憶に呼応して、景が立ち上がる。色に置き換える。それは、生かされている感覚をつかむ作業かもしれない。